子どもの「また来たい」に、私の気持ちも重なった
「USJに新しいエリアができたらしいよ」
そんな一言に背中を押され、久しぶりに家族で足を運んだ冬の朝。
娘と息子の手を引きながらゲートをくぐったとき、“ドンキーコング・カントリー”という言葉が、私の胸の中で大きく響きました。
子どもたちはもちろん、ゲーム世代の私にとっても懐かしさで胸がいっぱいになるこのエリア。
「また来たい」って笑う子どもを見て、「私もまた来たい」って心から思える。
——そんな特別な体験が詰まった場所を、今日は“ママ目線”でご紹介します。
- USJ新エリア「ドンキーコング・カントリー」の見どころ
- 子連れに優しいアトラクションやフード・グッズ情報
- ママ目線で体感した“また来たくなる理由”
1. ドンキーコング・カントリーってどんな場所?
2024年12月11日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに誕生したばかりの新エリア「ドンキーコング・カントリー」。
場所は「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の奥。マリオの世界を抜けたその先に、バナナの香り漂うジャングルが広がっています。
大きな岩、木々に囲まれたトンネル、カラフルなトロッコ、流れる陽気なリズム。
あのゲームの中に入ったようなワクワク感が、子どもたちの足取りを自然と軽くしてくれました。
特に嬉しいのは、「親子で一緒に楽しめる」ということ。
アトラクションもフードもグッズも、子どもだけじゃなく、ママにも“刺さる”工夫がいっぱいで、気づけば私のほうがテンションが上がっていたかもしれません。
さあ、ここからは実際に体験したアトラクションを、“子連れママの本音”でレポートしていきますね。
2. 【体験レポ】子連れで楽しめるアトラクション紹介
● クレイジー・トロッコで笑顔爆発!
「ママ、落ちる!ほんとに落ちるよー!」
娘がそう叫んだのは、レールが途中で“消える”というサプライズ演出の瞬間でした。
この『ドンキーコングのクレイジー・トロッコ』は、ジャングルを駆け巡る新感覚のローラーコースター。
だけど、スリルだけじゃなくて、「親子で一緒に笑える」安心感がちゃんとあるのが魅力です。
身長122cm以上(付き添い同伴で107cm以上)という制限があるものの、年長〜小学生の子どもなら充分楽しめるレベル。
「怖い」より「楽しい!」が勝るように設計されていて、娘も最初は緊張していたけれど、終わった瞬間「もう一回乗りたい!」と目を輝かせていました。
ママとしては、安全バーやベルトの安心感、列の途中にある日除けやファンなど、細やかな配慮が嬉しかったポイント。
一緒に絶叫して、一緒に笑って、「親子の思い出になるアトラクション」でした。
● ランビのジャングル・コンガは小さな冒険者にぴったり
「音楽に合わせて太鼓を叩くだけ」——なのに、なぜか胸がじんとしたのは、
娘が私を見上げて「一緒にやろ?」って言った瞬間だったかもしれません。
『ランビのジャングル・コンガ』は、3人1組でプレイするリズム型のミニゲーム。
タイミングよくコンガを叩くと、画面にランビ(サイのキャラ)が登場して応援してくれます。
ゲーム性もシンプルで、未就学児でも参加できるのが嬉しいところ。
アトラクションの待ち時間が長いときの“合間アクティビティ”としてもぴったりです。
音と一緒に笑い声が響くその空間は、ほんの5分でも親子の距離をぎゅっと近づけてくれる魔法のようでした。
3. 写真に残したくなる!フォトスポットと記念の一枚
「ママ、ドンキーコングに会えるって!」
娘のその一言に誘われてたどり着いたのが、『ドンキーコング・フォト・オポチュニティ』でした。
大きなドンキーコングが笑顔で迎えてくれるフォトスポットは、子どもにとっても大人にとっても夢のような空間。
スタッフの方がとても親切で、ポーズのリクエストにも応じてくれました。
「バナナポーズしてみようか♪」と、娘が両手をあげて笑った瞬間——「ただの記念写真」じゃない、思い出そのものが生まれた気がしました。
おすすめの時間帯は午前中。午後になると列が長くなることもあるので、比較的空いている朝イチがおすすめです。
そして、写真はスマホでもOKですが、プロカメラマンによる撮影も可能なので、記念に一枚お願いしてみるのも◎。
あとから写真を見返して思ったんです。
「映えるかどうか」より、「そのとき何を感じていたか」が大切なんだなって。
ドンキーコングとの写真は、娘の無邪気な笑顔とともに、私の心にもちゃんと焼きつきました。
4. 親子で満たされる♪限定フード&グッズ情報
アトラクションを楽しんだあとは、やっぱり気になるのが“ユニバ飯”。
「ドンキーコング・カントリー」でも、限定のフードやグッズがたっぷり用意されていました。
● ジャングル・ビート・シェイクは子どもが大好きな味!
まず娘が選んだのは、バナナ風味のスムージー『ジャングル・ビート・シェイク』。
見た目もカラフルでかわいくて、手に持って歩くだけでテンションアップ!
「ママも飲んでみて!」と差し出されたその味は、想像以上に本格的で、甘すぎず爽やか。
大人にも嬉しい“飲みやすさ”がありました。
● フライ・アンド・バイでゲットした、思い出のカタチ
そして立ち寄ったのが、グッズショップ『ファンキーコングのフライ・アンド・バイ』。
ぬいぐるみ、トロッコデザインのTシャツ、リュック、文房具…まるで宝箱みたいな店内に、子どもたちは目をキラキラさせていました。
我が家が選んだのは、小さめのぬいぐるみ(持ち歩きやすいサイズ)と、ママ用にコースターセット。
「家に帰ってからも、ユニバの思い出が続いてる感じがするね」って、娘がぽそっと言ってくれた言葉が、何より嬉しかったです。
ちなみに、昼過ぎになると混雑しやすいので、グッズショップはアトラクションの前後や、午前中の利用がスムーズです。
迷ったら「写真を撮っておいて、帰る前にもう一度来る」のが賢い選択ですよ◎
5. 混雑回避&整理券の取り方|子連れでも安心な事前準備
子ども連れでUSJを楽しむためには、“行き当たりばったり”より“ちょっとした事前準備”が何よりの味方。
特に「ドンキーコング・カントリー」は今いちばん注目されているエリアなので、入場には整理券や確約券が必要な場合があります。
● 整理券ってどう取るの?
「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の一部である「ドンキーコング・カントリー」に入るには、USJ公式アプリでの手続きが基本です。
- 当日パーク内で「エリア入場整理券(無料)」をアプリで取得
- または、事前に「エリア入場確約券(有料)」付きのスタジオ・パスを購入
特に小さなお子さんがいるご家庭には、時間が指定されている「確約券」のほうが安心。
「次、どこ行こう?」と迷う時間が減るだけで、1日の満足度がぐっと上がります。
● 朝の動き方がカギ!子連れのタイムスケジュール例
我が家はこの流れで動きました👇
- 開園30分前にはゲート到着
- 入園後すぐにアプリで整理券取得
- 午前中に「ドンキーコング・カントリー」へ入場
- クレイジー・トロッコ → コンガ → フード → フォト → グッズ購入
途中で疲れたら、キノピオカフェや屋根のある休憩エリアでひと息つけるのもありがたいポイントです。
そして、アプリの充電問題も要注意!
モバイルバッテリーは必携。アプリが使えなくなると情報収集も入場も難しくなるので、これだけは忘れずに◎
6. 子連れUSJのリアルな感想|ママが笑える場所だった
「今日は一日、子どものために頑張ろう」
そんな気持ちで出かけた朝だったのに、帰り道には、「私が一番楽しんでたかも」と思えていたんです。
ユニバって、正直「疲れる」イメージが強くて。
並んで、歩いて、気づけば荷物は私だけ重くて…
それでも、「また来たい」と娘が言ってくれた瞬間、全部が報われた気がしました。
「クレイジー・トロッコにもう一回乗りたい!」
「ママ、あのバナナのジュースまた飲もうね」
「パパにはこのお土産がいいと思うよ」
——そんな一つひとつの言葉が、“疲れ”を“思い出”に変えてくれたんです。
子どもにとっては“遊び場”だったこの場所が、私にとっては、
「ママだって笑っていいんだよ」って背中を押してくれる、心のデトックス空間になっていました。
USJの魔法って、アトラクションやキャラクターだけじゃない。
こうして“誰かと過ごす時間”の中に、さりげなく潜んでるんだと思います。
まとめ|“行ってよかった”を超えて“また行きたい”へ
『ドンキーコング・カントリー』は、ただの新エリアじゃありませんでした。
子どもが走って、笑って、目を輝かせる姿に、「連れてきてよかった」と心から思える場所。
だけど、それだけじゃないんです。
ママである私自身も、「また来たい」と素直に思えたこと。
それが、この日のいちばんのギフトでした。
子連れUSJって、準備も体力も必要だけど、
そのぶん、「かけがえのない時間」がちゃんと返ってくるんだなって感じました。
『ドンキーコング・カントリー』は、日常にちょっとだけ魔法をかけてくれる場所。
特別な日じゃなくても、「今日、行こうか」って言いたくなる。
そして帰り道に、「また来ようね」って言える。
——そんな“人生の途中で立ち寄る場所”が、USJにまたひとつ増えました。
- USJに新エリア「ドンキーコング・カントリー」が登場
- 親子で楽しめるアトラクションが満載
- フォトスポットや限定グッズで思い出づくり
- バナナ風味のスムージーなどキッズ向けフードも充実
- 事前予約やアプリ活用で混雑も安心
- 整理券の取得方法と当日の回り方も解説
- ママも笑顔になれる“癒しの空間”
- 子連れUSJのリアルな感動体験を紹介
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