ユニバーサルスタジオ年齢別完全ガイド!子供からシニアまで楽しむコツとおすすめアトラクション
「みんなで出かけたのに、誰かひとりが疲れてしまった」
そんな経験、ありませんか?
家族や親戚、友人同士でユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に行くとき、年齢や体力の差があると「全員が楽しめるかな?」と不安に思う方も少なくありません。
でも、USJは幅広い世代が“それぞれの楽しみ方”を見つけられるテーマパーク。
たとえ歩くスピードや乗れるアトラクションが違っても、みんなが「また来たいね」って言える場所なんです。
この記事では、0歳の赤ちゃんから70代のシニア世代まで、それぞれの年齢に合った楽しみ方やおすすめのアトラクション、過ごし方のコツをまとめました。
大切な人と一緒に、年齢を超えて笑い合える時間を過ごすために。
ぜひ、おでかけ前に参考にしてみてくださいね。
- 年齢別に楽しめるUSJのアトラクションと過ごし方
- 赤ちゃんからシニアまでの安心・快適なパーク活用法
- 家族全員が笑顔になれるユニバの楽しみ方のヒント
0〜2歳の赤ちゃんと楽しむUSJ
「赤ちゃん連れでも楽しめるの?」と心配される方も多いですが、実はUSJには赤ちゃん向けの配慮がたくさん詰まっています。
ユニバーサル・ワンダーランドでの遊び方
まず赤ちゃん連れのご家族におすすめしたいのが、ユニバーサル・ワンダーランド。
ここは小さなお子さま専用の夢のようなエリアで、エルモやスヌーピーなど親しみのあるキャラクターと触れ合えます。
屋内型の遊び場「エルモのイマジネーション・プレイランド」は、柔らかいマットが敷かれた安心設計で、ハイハイ期の赤ちゃんにもぴったり。雨の日や暑い日でも快適に過ごせます。
おすすめアトラクション:メリーゴーランド、室内遊び場
「ビッグバードのビッグ・トップ・サーカス」は、親子で乗れるかわいいメリーゴーランド。
速度もゆっくりで、小さな子も楽しめるアトラクションです。
「アビーのマジカルツリー」などの遊具エリアでは、遊ぶというより“体験する”楽しみがあり、赤ちゃんも自然と笑顔に。
ベビールームや授乳室の場所
赤ちゃん連れには、授乳室とおむつ替えコーナーの情報が欠かせません。
パーク内には複数のベビールームがあり、ユニバーサル・ワンダーランド内には特に設備の整った専用スペースが。
電子レンジや調乳用のお湯、授乳スペースも完備されていて、ママも安心して過ごせます。
ベビーカーのレンタル情報
ベビーカーはパーク内でレンタルが可能です(1日1,200円)。
入場ゲートを入ってすぐ右手にある「ベビーカーレンタル」で手続きできます。
ただし、数量に限りがあるため、混雑日には早めの確保が◎。
普段使い慣れたベビーカーを持参するのも、安心のひとつですね。
赤ちゃんの笑顔は、ママの安心から生まれるもの。
「まだ早いかな」と思わずに、家族の“はじめてのUSJ”を楽しんでくださいね。
3〜6歳の未就学児向けアトラクションと楽しみ方
ちょっとお兄さん・お姉さんになってきた未就学児の時期は、「自分で乗りたい」「走り回りたい」気持ちがぐんと育つころ。
そんな時期こそ、USJは成長の“よろこび”を親子で分かち合える場所になります。
身長制限に注意しながら楽しめるアトラクション
USJでは、身長92cm以上・122cm以上など、アトラクションごとに制限があります。
3〜6歳の子どもは「92cm以上」に該当することが多く、選べるアトラクションも増えてきます。
公式サイトやパーク入口の案内で身長制限を事前確認しておくと、当日スムーズに楽しめますよ。
おすすめアトラクション:エルモのバブル・バブル、フライング・スヌーピー
「エルモのバブル・バブル」は、泡のなかをふわっと進むキュートなアトラクション。
「ちょっとだけドキドキ」くらいのスリルが、子どもたちの冒険心をくすぐります。
「フライング・スヌーピー」では、自分でレバーを動かして上下に飛べる体験ができて、“自分で操作した!”という満足感に子どもたちの目がキラキラします。
「よやくのり」や「チャイルドスイッチ」の活用法
USJの未就学児連れに欠かせないのが「よやくのり」の存在。
これは時間指定のチケットで、アトラクションの長時間待ちを回避できる嬉しいサービスです(無料)。
また、「兄は乗れるけど、妹は無理…」というときには「チャイルドスイッチ」が便利。
保護者2人で行った場合、片方が待機して交代で乗れるシステムです。
キャラクターグリーティングの楽しみ方
この年代の子にとっては、“本物のキャラクターに会える”体験が何よりのご褒美。
エルモ、クッキーモンスター、スヌーピーなど、USJでは随時キャラクターグリーティングが行われています。
おすすめは朝イチとワンダーランド内。
キャラクターたちも比較的ゆっくりと回ってくれるので、しっかり写真を撮ることもできます。
「またエルモに会いたい!」
そう言ってくれた我が子の声は、ママにとって忘れられない宝物になります。
小学生(7〜12歳)におすすめのアトラクションと過ごし方
小学生になると体力もつき、アトラクションの身長制限もぐっとクリアしやすくなります。
「USJをアクティブに満喫したい!」そんな子どもたちにぴったりの時期です。
スリルと冒険を求める年頃にぴったりのアトラクション
この年代の子どもたちは、ちょっぴり怖いけど乗ってみたい…というスリルとの出会いが楽しみのひとつ。
「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」や「ジョーズ」など、家族一緒にスリル体験できるアトラクションが人気です。
おすすめアトラクション:ミニオン・ハチャメチャ・ライド、ジュラシック・パーク・ザ・ライド
「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」は、映像と動きがシンクロする大迫力のライド型アトラクション。
ミニオンたちのドタバタに大笑いする子どもたちの姿は、まさに“ハチャメチャ”そのものです。
また、「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」では、恐竜の世界をボートで探検。
最後の急流すべりでは絶叫するもよし、記念写真で笑うもよし。子どもたちにとっては忘れられない思い出になるでしょう。
パーク内での効率的な回り方
小学生になると、1日でたくさんのエリアを回れるようになります。
朝イチから入園して、混雑前に人気アトラクションを済ませるのがコツ。
午後はショーや体験系のコンテンツを中心に、体力を調整しながらスケジューリングを。
「疲れてきたらグッズショップをのぞいてみる」という休憩の入れ方もおすすめです。
キッズ向けメニューがあるレストラン情報
キッズメニューのあるレストランは、「ハピネス・カフェ(ミニオンパーク近く)」や、「フィネガンズ・バー&グリル」など。
ハピネス・カフェでは、ミニオンのランチプレート(おもちゃ付き)が人気。
楽しく食べて、元気もチャージできますよ。
親子で一緒に「次はどこ行く?」と地図を囲む時間は、遊びの中のちょっとした冒険会議。
それがきっと、あとで“心に残る時間”になるのだと思います。
中高生(13〜18歳)向けのスリル満点アトラクションと楽しみ方
感性がぐんと豊かになる中高生の時期。
「怖いけど行きたい」「映えたい」「仲間と盛り上がりたい」——そんな好奇心のすべてを叶えてくれるのがUSJです。
絶叫系アトラクションの紹介
まず外せないのが、ザ・フライング・ダイナソーとハリウッド・ドリーム・ザ・ライド。
「これに乗ってこそユニバ!」という声も多い、超人気の絶叫アトラクションです。
空を飛ぶような感覚を味わえるフライング・ダイナソーは、特に中高生男子に大人気。
ハリドリは、BGMを自分で選んで乗るという“自分だけの体験”ができ、女の子同士でも大盛り上がり。
友達同士での楽しみ方や写真スポット
制服ディズニーならぬ「制服ユニバ」は今や定番!
入り口のグローブ前や、ミニオンパークの壁アートは鉄板の写真スポットです。
フォトプロップスを持参しても楽しいし、パーク内で売られているカチューシャやポップコーンバケツを揃えても、写真映え間違いなし。
パーク内でのSNS映えスポット
中高生に人気のSNS映えスポットもたくさん。
例えば、「ハニーデュークス前の壁(ハリポタエリア)」や「スヌーピーのポップな壁」などは、#usj好きさんと繋がりたい タグで話題になるほど。
また、夜のハリウッド・エリアは、ネオンと光が幻想的に広がり、写真に“魔法”がかかる瞬間を楽しめます。
USJは、思春期の心にもそっと寄り添う場所。
「友達と過ごしたユニバ、人生で一番笑ったかも」——
そんな言葉が、ふとアルバムの写真と一緒に残るかもしれません。
20〜40代の大人が楽しむUSJの魅力とおすすめアトラクション
仕事に、子育てに、毎日が駆け足で過ぎていく——そんな日常の中で、大人がUSJに行く意味って、なんでしょう。
それはきっと、「非日常」を“自分のため”に楽しむ時間。
誰かを喜ばせるばかりだった日々のなかで、「私も笑っていい」と思える場所。それがUSJのもうひとつの顔です。
大人ならではの楽しみ方
大人にこそ体験してほしいのが、物語に浸るようなアトラクション。
一人で、カップルで、友人同士で。どんな形でも、心の深いところがじんわりと動き出します。
園内をゆっくり歩いて、ショーを観て、キャラメルポップコーンをつまみながら語らう…
そんなゆるやかなUSJの過ごし方も、大人だからこそ似合う楽しみ方です。
おすすめアトラクション:ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー、シング・オン・ツアー
「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」では、ホグワーツの中を飛び回るようなリアルな映像体験が楽しめます。
大人になった今だからこそ、物語の奥行きが心に響きます。
そして「シング・オン・ツアー」は、まるでブロードウェイに来たかのようなライブショー。
「大人になったから涙腺がゆるいのかな…」と思うほど、音楽とストーリーが心を打ちます。
カップルや友人同士での楽しみ方
USJはデートスポットとしても人気。夜のホグズミード村や、ミニオン・パークのライトアップは、ロマンチックな雰囲気に包まれます。
また、学生時代の友人と再会して訪れるUSJもおすすめ。
昔話をしながら乗るジェットコースターは、なんだか青春をもう一度味わっているような感覚に。
パーク内のグルメやショッピング情報
パーク内には、大人に嬉しいグルメもたくさん。
たとえば「パークサイド・グリル」のステーキや、「ロンバーズ・ランディング」のコース料理は、ちょっと贅沢な時間を過ごしたいときにぴったり。
ショッピングでは、映画やキャラクターの世界観を反映した雑貨やコスメが充実。
「自分へのごほうび」にぴったりなアイテムがきっと見つかります。
USJは、“ママの顔”や“会社員の顔”を一度だけそっと脱ぎ捨てて、素の自分が笑っていい場所。
そんな風に思えたとき、この場所は特別な記憶になるはずです。
50〜70代のシニア世代が安心して楽しめるアトラクションと過ごし方
「もう年だし…」
そんなふうに思っている親世代にこそ、USJに来てほしいと思います。
テーマパークは“若者のもの”だと思いがちですが、USJには年齢に関係なく心が動く瞬間が、ちゃんと用意されています。
体への負担が少ないアトラクションの紹介
まず安心なのは座って楽しめるシアター型アトラクション。
例えば、「セサミストリート 4-D ムービーマジック」や「ターミネーター 2:3-D(※期間により変更あり)」は、映像と音響で迫力満点ながら、体への負担は最小限です。
「ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー」なども、演者のパワフルなパフォーマンスが楽しめて、“観る喜び”を存分に味わえます。
おすすめアトラクション:セサミストリート 4-Dムービーマジック、ユニバーサル・スタジオ・ツアー
「ユニバーサル・スタジオ・ツアー(期間限定・イベントによる)」では、映画の舞台裏をめぐるような演出が体験できます。
映画黄金期を知っている世代にとっては、懐かしさと感動が入り混じった、まるで“若き日の夢”と再会するような時間になるかもしれません。
休憩スポットやシアターショーの楽しみ方
パーク内にはベンチや日陰も多く、疲れたらすぐ休める場所がたくさんあります。
特におすすめは、ニューヨーク・エリアの「ステージ22前」や、ハリウッド・エリアの噴水周辺。
音楽が流れる中で、のんびりとパークの雰囲気を楽しむことができます。
また、夜のパレードやプロジェクションマッピングは、シニア世代にも人気の高い演出。
「こんなに感動するなんて…」という声も多く、家族での観賞にもぴったりです。
シニア向けのサービスやサポート情報
パーク内では車いすレンタルや身体の不自由な方へのサポートも充実。
また、公式サイトの「ゲストサポート」には、歩行に不安がある方へのおすすめルートなども紹介されており、事前確認で安心感が大きく変わります。
娘が母をエスコートしながら歩くホグズミードの街。
その手の温もりの中にあるのは、“今までありがとう”の気持ちなのかもしれません。
まとめ:家族全員が笑顔になれるUSJの楽しみ方
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、誰かひとりが我慢する場所ではなく、誰もが笑顔になれる場所です。
年齢別に視点を変えてみると、赤ちゃんには安心を、小学生には冒険を、大人には癒しを、シニアには懐かしさを——そんなふうに、同じパークがまるで違う物語を語りかけてくれるのです。
事前の準備やちょっとした配慮が、家族旅行の楽しさを何倍にもしてくれます。
「乗れなかったけど楽しかったね」そんな言葉が自然と出てくるのは、心が満たされた証拠。
USJは、特別な記念日じゃなくても、「今日、来てよかった」と思える場所。
そして帰り道にそっと、「また一緒に行こうね」と言いたくなる場所。
家族のかたちがどんなふうに変わっても、このパークには変わらない温もりがあります。
次は、あなたの大切な誰かと。
新しい“USJの思い出”を、ぜひ作ってみてくださいね。
- 年齢別に楽しめるUSJの魅力を徹底ガイド
- 0歳から70代までのおすすめアトラクションを紹介
- 未就学児には「よやくのり」やグリーティングが便利
- 小学生にはスリルと探検心を満たすエリアが充実
- 中高生には絶叫系と写真映えスポットが人気
- 大人世代には物語体験とグルメの魅力を提案
- シニアにも安心な休憩スポットと観賞型アトラクション
- 世代ごとの楽しみ方と配慮ポイントを詳しく紹介
- 家族全員が笑顔になれるUSJの過ごし方を提案
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